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2012年4月

2012年4月12日 (木)

ネパール4日目~カトマンズ~

ネパール4日目。

いつもと同じ朝。ネパールの2月の朝は寒いが、とても天気が良い!!!日向ぼっこにはちょうど良い。タメルも隅々まで歩いて、今日はどうしようかなぁと思っていると、ネパール人が日本語で話しかけてきた。要はトレッキングに行かないか?ということらしい。

話しかけてきたネパール人は、日本語がうまかった。そして、このゲストハウスと提携している旅行会社の人らしい。もちろん、トレッキングはそのうち行く予定だったので、話だけでも聞いてみることにした。トレッキングなんて日本でしたことないし、装備もなにもないけど大丈夫か?ということを聞いたら、「全然大丈夫」とのこと。まぁ、必要だったら、その辺のトレッキング用品店で買えば良いか。特にブランドにはこだわり無いし、使えれば偽物でも良いし。

トレッキングの話をしていたら、このブログのことを思い出した。ヒマラヤトレッキングinネパールである。ネパールのトレッキング地域の説明が載っているのだが、この中で気になっていたのが、ランタン地域。エベレストももちろん見たいが、正直初心者の僕が5500mまで耐えられるとは思えない。それなら、気になるランタン地域にトレッキングに行ってみたかった。標高が高くなくても、ヒマラヤを間近に見ることができる。

ランタンのことを旅行会社の人に聞いてみたら、「ランタンは良いよ。オススメ」と言っていた。エベレストやアンナプルナに比べて、人が少ないとのこと。それも僕は気に入った。それに神秘の湖ゴサインクンドというところもあるらしい。ランタン谷とゴサインクンドに行くことに決めた!世界一美しい谷と神秘の湖に行くなんて、ちょっと秘境に行くような気がする。

ただし、行くのは5日後。なんとなくもう少しカトマンズを楽しみたかった。明日からすぐにでも行けるとのことだが、カトマンズをもう少しウロウロしてから、トレッキングに行くことにした。そして、一応トレッキングシューズも購入することにした。その旅行会社の人の紹介で、トレッキングシューズは2500ルピー。安い・・・。でも、ノースフェイスとのロゴが入っているけど、きっと偽物。でも、気にしない。このトレッキング行ければよいのだから。

トレッキングは、カトマンズから11日間で約600ドル(だったと思う)。11日間でガイドもついて、食事&ロッジ代、交通費なんかも含めると、安いと思う。まぁ、それは人それぞれだとうが。5日後が楽しみになってきた。トレッキングに行って、ヒマラヤを見れば、僕はもっと自由になれるのだろうか?何かを見つけることはできるのだろうか?

ネパール3日目 ~カトマンズ~

ネパール3日目。

昨日と同じように、朝は屋上でダラダラすることにした。なんか、日本でダラダラするのとは、違うんだよな。同じダラダラなのに、なんでこんなに違うんだ?日本とネパールでは、ダラダラする感覚さえも違ってくるのだろうか。

今日も当ても無く、タメルを歩いた。今の僕は、他人からどう見られているのだろう?「張り切った日本人」「無気力な日本人」「張り切っているのに、無気力を装った日本人」ネパール人からは、どう映っているのだろう。まぁ、それはもちろん「張り切っている日本人」だろうなぁ。まだまだネパールに来て、3日目。テンションが上がることばっかりだから。全てが初めてで、全てが新鮮なネパール。ネパールに来て良かったと、今心から思っている。

タメルでどこか良いカフェを見つけたいのだが、どこが良いのだろう。ただ、適当に歩いていくだけで見つかるだろうか?できれば、Wi-Fi付が良いんだが。そう思いながら歩いていると、カルディ・カフェを見つけた。カルディって、あの日本にあるカルディらしい。ネパールにカルディなんて、イメージに無いが、カルディならコーヒーが美味しいだろうと、入ってみた。店内は清潔だし、明るくて、なかなか良い感じだ。もちろん、ネットもできるし、かなり居心地は良い。

コーヒー後は、スワヤンブナートへ。スワヤンブナートは、これまた「カトマンズの谷」の世界遺産の一部。仏教寺院である。タメルからは歩いて30分くらい。ガイドブックを片手に地図を見ながら歩いていったら、かなりわかりにくい。一応、迷わずにいけたが、途中「この道で合っているのか?」と常に不安だった。スワヤンブナートは、丘の上に立っている。丘のふもとから階段を上っていくのだが、途中猿がいっぱいいていろは坂のようだった。きっと、このサルたちは観光客からエサをいっぱいもらっていて、結構凶暴だったりするのだろう。

スワヤンブナートは、白くてきれいだ。カトマンズにはヒンドゥー教寺院と仏教寺院が混在している。世界遺産にさえ、どちらも登録されているくらいなのだから。ネパールは、仏教とヒンドゥー教がうまく融合していて、異なる宗教が共存する良い見本かもしれない。僕は、一般的な日本人だから、特に「これ」といった宗教は持っていない。でも、違う宗教だって共存できると思う。もちろん、その宗教が「ちゃんと」した宗教の場合。カルトは宗教として認めないけど。宗教の違いが、戦争や紛争の原因のひとつ。ネパールみたいに共存できたら、少し世界は平和になるんじゃないか。

ネパール2日目 ~カトマンズ 続き~

タメルをうろついた後、今度はダルバール広場に行ってみることにした。

ダルバール広場は、ネパールの旧王宮がある場所で、ヒンドゥー教寺院が集まる場所でもある。世界遺産「カトマンズの谷」の一部をなしている場所でもある。世界遺産と聞いたら、行ってみるしかない。

タメルからゆっくり歩いて20分。「下町」という感じの細い道路を歩いていくと、ダルバール広場に到着。入場料500ルピー。ビザの期間は延長できるので、これでネパールにいる間は、何回でも入れることになる。

ダルバール広場の最初の印象。「人多いな」ということ。そして、ヒンドゥー教寺院の木細工がとても緻密でキレイだということ。世界遺産っていうと、観光客が多いイメージだが、ここはネパール人が多い。ネパール人が何もせず、寺の境内のような場所に座って日向ぼっこしたり、雑談したり、何もせずいたりしている。今まで僕が見てきた世界遺産とは、ちょっと違う雰囲気があった。

とりあえず見たあとは、周りのネパール人の真似をして、シヴァ寺院の上の方で何もせずただボーっと座ってみた。ダルバール広場を見下ろすことができる絶好の位置。人々の流れや動きをただ見ていた。日本人とは違うゆっくりとした流れ。急がず、マイペースで進んでいくネパール人。急いでいる人なんて誰もいない。こういう世界もあるんだなぁ、と何か自分の中での発見があった。どっちが良いかなんて、わからない。でも、自分の視野が少し広くなったように感じたんだ。

日本の生活に疲れた人は、ここに来て、シヴァ寺院に座って深呼吸してみると良い。呼吸と共に、日頃のストレスも出て行ってしまうだろう。僕は、日本でのストレスを吐き出した後、早速深夜特急を読み始めた。旅に出ながら、憧れの深夜特急を読む。そんな自分がちょっとかっこ良く思えてしまう。

ダルバール広場のシヴァ寺院は、僕の好きな場所のひとつになった。

ネパール2日目~カトマンズ~

ネパールで初めての朝が来た。

それにしても2月のネパール。寒い・・・。ネパールってヒマラヤのイメージだから寒いっていうイメージと、インドの近くだから暑いっていうイメージがあって、よくわからないかったけど。寒い。思っていたよりも寒かった。

ゲストハウスの屋上で、朝ごはんを食べて、何もすることもなく、ただ日向ぼっこをしながらぼーっとしていた。こんなゆっくりな時間を過ごしたのはいつ以来だろう?もちろん、日本でも休みの日にゆっくりすることはあっても、心のゆとり具合が違うというか、なんだろうこの違いは。携帯があるとないとではこんなにも違うのだろうか?もちろん、携帯は持ってきているが、電源はOFFしてある。こんな時間をこんな気持ちで過ごせるだけで、ネパールに来て良かったと思える。

ゆっくりとした朝ごはんを食べた後は、とりあえずタメルを歩いてみることにした。タメルは世界中から旅行者が集まる場所。ホテルもレストランも土産物屋もトレッキング用品屋もなんでもある。旅行者が必要なものは、全部この場所に揃っているらしい。

バックパッカーズロッジから、タメルの中心部タメルチョークへ歩いて行ってみる。昨日は夜でわからなかったが、道路が狭い。そして、人が多い。タメルチョークからは、とりあえず行く先を決めずに歩いた。ゆっくりお店を見たりしながら、ただ当てもなく歩く。ネパール人から「こんにちは」なんて怪しい日本語で声をかけられるけど、適当にあしらっていく。タメルには、ネパール人はもちろん、欧米人、日本人、中国人など色々な人種が混ざっていて、まさに「カオス」状態。日本には、ここまでの場所はないだろうなぁ。

タメルには、人間だけじゃない。犬もいっぱいいる。みんな野良犬。そして、みんな寝ている。野良犬というと、怖いイメージもあるが、ネパールの野良犬は、みんなやる気がなくダラダラしている。

タメルは、本当に不思議な場所だ。不思議なパワーを感じる。世界中から旅行者が集まるのもわかるし、ここに沈没する人がいるのもわかる気がする。以前は、バックパッカーの聖地って言われていたらしいから、昔はもっと凄かったんだろう。

ネパール入国

ネパールに入国した。ネパールのカトマンズにあるトリブヴァン空港から、旅行者の集まるタメル地区までどうやっていくか・・・。一番安い方法は、「徒歩」だそうだが1時間はかかるし、今はもう深夜。安全のため、タクシーで行くことにした。もちろん、ネパールのタクシーはどこまで安全なのかは知らないが。

タクシーカウンターで、プリペイドタクシーを申し込む。料金はRs.500(だったと思う)。タクシーカウンターの人に、「ホテルは決まっているのか」と聞かれて、「ノー」と答えると、「良いホテルを紹介してあげる」と言われた。騙されるのではないかと用心したが、この深夜の時間から歩いてホテルを探すのもなかなか大変だろうから、とりあえず話を聞くことにした。
「予算はいくらだ?」
「500ルピーくらい」
「じゃあ、バックパッカーズロッジでどうだ?日本人がみんな持っているガイドブックに載っているゲストハウスだ」

地球の歩き方に載っているゲストハウスなら、ちょっと安心かもしれない。そのカウンターのおじさんの言うとおりにすることにした。早速タクシーに乗り込み、タメル地区へ向かう。カトマンズの夜は、かなり暗い。窓の外の風景は暗過ぎてあまりよくわからない。道はボコボコ、タクシーはボロボロ。相当乗り心地は悪い。20分位で、タメル地区のバックパッカーズロッジに到着した。思ったよりもキレイなゲストハウス。ここに泊まることにした。停電のときは、お湯が出ないらしいが、安いゲストハウスだから仕方ないだろう。それに、名前が気に入った。僕の旅にぴったりの名前だ。

とりあえずチェックインを済まし、簡素なベッドに横になった。

本当に一人でネパールに来てしまった。何の予定も立てず、何も決めず(帰国日は決定)、知らない国ネパールに来てしまった。明日から何をするのかもわからないけど、とにかく興奮している自分がいることは良くわかっている。日本での大学とバイトと人間関係に縛られている自分が、少し自由になった気がした。

日本を旅立つ

ネパールに旅立つ日がやってきた。広州行きの飛行機は午後の便なので、朝は比較的ゆっくりできるが、なぜか落ち着かない。落ち着いていつもと変わらない雰囲気を出したいのに、やはり興奮しているらしい。

成田空港へは、吉祥寺からリムジンバスで行くことにした。成田エキスプレスとかは乗換えが面倒だから。バスに乗っておけば、あとは着くのを待つだけだし。ただ渋滞が怖いので、ちょっと早めのものを予約した。成田までは約2時間。渋滞もなく、スムーズに到着。

ちょっと早いがチェックインを済ませ、本屋へ直行。飛行機の中で読む本を持ってくるのを忘れたのだ。バックパックの中には、深夜特急は入っているけれど。何か旅行記のようなものが読みたいので、探していたら「Asian Japanese」という文庫本を発見!早速購入しておいた。ネパールも出てくるみたいだから、飛行機の中で読まなくては。

広州行きの飛行機に乗り、約4時間後広州に到着。エアポートバスで、ホテルへ行き休んだ。ここでは、広州でのことは割愛する。とりあえず、中国はすごい。いろんな意味ですごい。

広州からネパールのカトマンズへの便は19時ごろの便。早めの行動で16時半には広州の空港についており、あとはゆっくりネパールへの飛行機を待つだけだ。ネパール行きの飛行機に乗り込んだのは、やはりネパール人と思われる人が多い。あとは中国人。最近、ネパールでは中国人観光客が多くなっているそうだ。韓国人もいた。日本人と思われる人は、僕以外に一人だけだった。でも、日本人に囲まれているより、こういう状況のほうがテンションは上がってくる。「僕は一人でネパールに行く」という勝手に誇らしげに感じてくるのだ。今思うと恥ずかしい限りだが。

ネパールカトマンズ空港へは、夜10時ごろに到着した。薄暗く小さな空港でツーリストビザを取得し、両替を済ませ、空港の外に出た。国際空港なのに、薄暗く、あまりライトもないような空港の出口。でも、ネパール人がひしめき合っている。

ネパールに入国した。

ネパール旅の準備

ネパールに行くことを思い立ったのは、2010年10月。旅に出るのは2011年2月。出発まで、まだ4ヶ月ある。4ヶ月でできること・・・。もちろん、お金を貯めることだ。バイトを増やし、冬休みもバイトに明け暮れた。そして、資金調達完了。ヘタレと言われるだろうが、旅行資金は余裕を持ちたかった。基本バックパッカースタイルの旅だが、あまり節約してせっかくのネパールでの視野を狭めたくはなかったのだ。

そして、航空券の予約だ。ネパールまでの往復航空券をネットで検索した。一番安かったのが、広州乗り継ぎの中国南方航空。広州で一泊しなくてはならないが、安さに惹かれて購入。2月3日に出発だ。広州でのホテルは予約しておいた。中国に行った友人が、「中国嫌だ・・・」と行っていたのを思い出したからだ。1泊だけだし、旅の目的であるネパールに着く前にテンションの下がることはしたくない。そのため、3000円くらいの安ホテルを予約しておいた。

そして、ネパールの情報収集。ガイドブックも何も持たず、先入観も無く、何の情報も持たずにその国に飛び込むなんてことは、僕にはできない。そっちのほうがカッコいいし、その国(僕の場合はネパール)に対する考えや直感などが、他の情報や第3者の介入なして構築できるから良いのだろうが、そんな度胸は僕には残念ながらない。「地球の歩き方 ネパールとヒマラヤトレッキング」を買って熟読、さらにインターネットでもネパールについて色々と調べた。僕のお気に入りのブログは、ネパールの日常&旅行情報。このブログは読んでて、色々な情報を得られた。

お金もたまり、ネパールへの往復航空券も買い、ネパールの情報収集もOK。後は、大学の後期試験をクリアして、ネパールに旅立つのみである。試験を何とかクリアして、2月に入った。ふと気がついたが、僕はバックパックを持っていない。急いで、渋谷のモンベルでバックパックを購入。男一人旅だから、荷物は小さいだろうし、50リットルのものを選んだ。必要な荷物も準備して、ネパールへ旅立つ日となった。

2012年4月11日 (水)

ネパールへの旅

突然、ネパールに行くことを思い立った。いや、ネパールにというより旅に出ることを思い立ったといったほうが良いだろう。旅行ではなく、旅に出たかった。ただ片道航空券だけを持って旅に出てみたかった。いわゆるバックパッカーというものになりたかった。

別に今の自分に何か不満があったわけじゃない。でも、何か足りないような気もしていた。それが何かもわからなかったし、どうすれば足りないものを補えるのかもわからなかった。そんな時、ふと沢木耕太郎の深夜特急を思い出した。それで、旅に出ることにした。

特に旅に出て何かを得られるものではないのもわかっていたし、ただの厨二病ということもわかっていた。でも、今旅に出なければ、きっと一生行けないような気もした。だから、旅に出たんだ。ただ単に、深夜特急に憧れていただけと言われても良い。それは、事実だろうから。

行き先をネパールに決めたのは、深夜特急の中の雨のカトマンズの描写が一番好きだったから。それに、インドにも近かったし。ネパールですることがなければ、インドに行くこともできるだろうという計算だ。そして、ヒマラヤ山脈も見てみたかった。8000mの山なんて、日本では100%お目にかかれない。登山好きな友人が、いつかヒマラヤに行きたいと言っていた。憧れの地だと。

行き先をネパールに決め、片道航空券ではなく往復航空券を買って、2011年2月旅に出た。私は学生だから、期限なしの旅はできない。2月と3月の2ヶ月間だけの旅だ。ヘタレと言われてもよいが、旅に出たことで大学を捨てることはできなかった。それは学費を出してくれた親に申し訳ない。だから、2ヶ月の期限付きで行くことに決めた。2ヶ月間の一人旅。一人旅もしたことがないし、2ヶ月なんて長期間旅行したこともない。全然未知の世界だった。

ネパールに何かがあるとは思えない。でも、今行かなくちゃ後悔する。そんな誰に自慢できるわけでも、ほめられるわけでもない、ただ自己満足のネパールへの旅。

帰ってきて1年。今言えることは、

行って良かった

それだけだ。

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